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ミャンマー医療薬事事情(ミャンマー訪問調査)

2017.11.22

  2015年7月1日、ミャンマーは初の医療保険制度が施行された。年間約5,000円程度支払うと、治療費や入院費の一部がカバーされる制度である。アセアン諸国の例にもれずミャンマーでも軍事関係者の医療費は無料であるが、一般国民に対する保険制度は無かったため、必要な医療にアクセスできない状態が長く続いてきた。本医療保険制度がどれくらい浸透し良い効果を産むかはまだこれからである。 この背景には、従来の軍事政権が民衆化運動等により新しい政治構造になって、海外投資が増大。このことによる経済発展があったことから国庫財源も増えて来たことによる。不安定さは残るものの、海外投資に加えて規制緩和も進みさらなる発展が予測できる。しかしながら、政府の医療費負担割合は医療費全体の12.2%とアセアン内では最も低く、国民のポケットマネーに依存していると言える。また、保健を含めた国家予算はGDPの2%でラオスの4.5%、カンボジアの5.6%と近隣諸国よりも低い。

 ミャンマーの疾病構造については、死因第1位が脳卒中で、次いで下気道感染症、虚血性心疾患、結核と続いている。これら疾患の治療薬については、約半数がインド製ジェネリック薬が占めている。次いでタイ、バングラデシュ、中国と続いており、日本のメーカーの存在は非常に少ない。ミャンマー国営の製薬工場もヤンゴンとマンダレーの2箇所にあるが、供給量は約5%にしか過ぎない。しかしながら、医薬品の消費量は年間11―12%の伸び率を示しており、従って、その市場も5億USドルと発展してきている。医薬品の営業販売事業者は約600社ほどあり、その中でもRoche、Bayer、Sanofiと組んだDKSHとLupin, Novartis,GSK,MSD,Kanbeと組んだMaxxcareが抜きん出ている。

 今後は、増大する中間層が伝統医学から離反し西欧医療を望む傾向が強まることが予想されている。医療機関も西洋的標準医療を提供するためBumrungrad Bankok HospitalやSamitivej Hospitalと技術提携したParami Hospitalのような先進的医療機関の整備発展が見られることになろう。

 

参考文献)

1. 明治大学国際総合研究所;「新興国マクロヘルスデータ、規制・制度に関する調査」2014

2. 秋葉敏夫;「ミャンマーの保健医療分野における課題と展望―最近5年間の観察からー」

J.of Kyushu Univ. of Health and Welfare, 16; 1-7,2015

3.  経済産業省;「医療国際展開カントリーレポート 2016」


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