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新型コロナを乗り越えて―MedPA10周年―
アジア諸国との医療介護分野での共同連帯を掲げてスタートしたMedPAも10周年を迎えました。この間、我が国のみならずアジア諸国の経済発展には目覚ましいものがあり、併せて医療機関へのアクセスの向上、健康保険制度の整備、医師や看護師の教育体制の確立、医薬品・医療機器産業など健康分野でも大きく発展してきています。MedPAについてもアジア医療フォーラムやアジア勉強会の開催は48回を重ねてまいりました。2019年12月には10周年を記念して経済産業省政策統括調整官江崎禎英氏をお招きし、「人生100年時代の医療介護―高齢化の進展と疾患の性質変化を踏まえてー」と題した記念講演を開催、多くの方々にご参加して頂きました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。

新年度を迎え、さらなる充実を企画していた矢先、突如大きな新型ウイルスによる地殻変動が起こりました。2019年11月22日中華人民共和国武漢市で新型コロナによる肺炎の発生が確認され、瞬く間に全世界に拡散して行き、2020年3月11日、WHOによりパンデミック相当とされ、世界各国に対して最高レベルの公衆衛生活動を展開してすることが求められました。そして、現在でも感染者数1300万人を超え、収束はおろか拡大の一途を辿っています。今後どのように展開して行くか余談を許さない状況にあります。RNAウイルスに対するワクチンはインフルエンザの例に見られるように完全制圧は困難と考えられます。したがってWith Coronaとして「新しい生活様式」の必要な時代を迎えたという表現は間違いではないと思います。人との接触を出来るだけ避けることが重要であることから仕事の集約や仕方の変更、会議の不必要性、持ち方等知恵を絞って新たな局面を展開していかなければなりません。このことはまた、アジア諸国間のヒト・モノの移動・物流に極めて大きな影響を与えることになります。Tele-communicationやオンライン、遠隔技術やドローン、無人動力車・自動運転車やロボットなどの機器の活用が拡大する反面、こうした手段に任せきれない分野―医療介護の分野もその一つですーにおいてどのように必要な医療介護サービスの提供を行うかが問われ始めています。
これからのMedPAの新たな10年。この課題は避けて通れないと考えます。
困難に直面した時こそ、多くの人を助ける新たな発見があるかも知れません。
Social Distanceを保ちながら最善の情報提供と共有化を進めて行きたいと考えています。引き続き皆様のご支援ご協力をお願い申し上げます。
令和2年7月15日
MedPA 代表 西山 正徳
名称 | 一般社団法人 メディカル・プラットフォーム・エイジア |
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設立 | 2009年12月 |
所在地 |
〒105-0003 東京都港区西新橋1-6-12 AIOS虎ノ門5階 iRIMS内 TEL.03-3939-3299 FAX.03-6273-3106 |
代表理事 |
西山 正徳
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〒105-0003 東京都港区西新橋1-6-12 AIOS虎ノ門5階 iRIMS内
TEL.03-3939-3299 FAX.03-6273-3106
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